診療科のご案内
診療科のご案内CLINICAL DEPARTMENT

呼吸器内科

当科の特色

当科は現在呼吸器科3名の常勤医師が在籍しています。幅広い呼吸器疾患に対応して、日本呼吸器学会および日本呼吸器内視鏡学会より施設認定をされています。
呼吸器感染症・肺がん・慢性閉塞性肺疾患[COPD]・(特発性) 間質性肺炎・気管支喘息・睡眠時無呼吸症候群・気胸や胸膜疾患など多岐にわたる疾患が治療対象です。とくに肺悪性疾患に対する治療体制が充実しており、抗がん剤療法や分子標的薬の施行実績が年々増えており、今年度からは大阪大学 呼吸器外科学講座から週1回外来診療に来ていただき、連携を深めて集学的な治療ができる体制を整えています。

また人工呼吸器管理(NPPV・CPAPも含め)・在宅酸素療法・気管支鏡検査・PSG検査などの検査・治療なども年間を通して施行しています。 呼吸器疾患の診断に関しては、特に胸部(CT)画像の読影が決め手と言っても過言ではありません。この精度を高めるために、著名な画像読影医師を定期的に招聘して研鑽を積んでいます。

このほど入院中患者さんの呼吸状態管理のために呼吸器関連のコメディカルのスタッフとで呼吸器ケアサポートチーム(RST)を立ち上げました。また呼吸器リハビリなども施行しており、肺機能の改善などが期待できるようになっています。

診療実績

2019年上半期分

「ただいま準備中です」

診療内容

肺がん

肺がんの診断と内科治療を行っています。治療方針の決定のため、病気の広がりの程度(ステージ1期~4期)をCT・MRI・FDG-PET・シンチグラフィーなどの各種画像診断によって行い、併せて組織型を知るために経気管支肺生検を行います。当科では抗がん剤による全身化学療法および分子標的薬による治療を行っていますが、近年国内外で行われたさまざまな臨床試験によって非小細胞がんでは組織型や肺がん組織の遺伝子変異などによって薬剤への治療反応性が異なることが示されており、治療薬剤選択のためのキーポイントになります。

また、外科治療や放射線治療が望ましい症例や、全身状態や並存疾患のために化学療法の適応が困難な症例へは、呼吸器外科に院内でコンサルトも可能ですし、適切な施設への紹介もいたします。

肺がんの主な組織型

肺がんの主な組織型

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDは、慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)と呼ばれ、厚生労働省の発表では、平成18年の日本における死亡原因としてCOPDは10位となっています。また、COPDと診断されている患者さんは22.3万人ですが、実際には推定で500万人以上と報告されており、多くの患者さんが診断されておらず、十分な治療が受けられていないのが現状です。そして、COPD患者さんの90%以上に喫煙歴があるので、別名「タバコ肺」とも呼ばれています。

長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPD は”肺の生活習慣病”といわれ、社会的にも注目を浴びています。治療については、最近では研究が進み「予防可能」で「治療可能」な病気と位置づけられるようになりました。治療の第一歩はもちろん禁煙ですが、気道を拡げて呼吸機能を改善する薬物療法、呼吸筋や全身の機能の衰えを防ぐ運動療法などを組み合わせて継続することで、良好な身体状態を長期間保つことが可能になっています。その他にもCOPDが進行し、低酸素血症になった場合に導入する在宅酸素療法(HOT)や呼吸筋疲労の改善をするために非侵襲的陽圧換気療法(NIPPV)を行う場合があります。

当院の呼吸器・免疫内科では、さまざまな重症度や合併症をお持ちのCOPD患者さんに対する治療や禁煙指導、在宅酸素療法、非侵襲的陽圧換気療法の導入、合併症の治療等を他科の先生方や地域の開業医の先生方とも協力しながら積極的に行っております。

まずはご自身でCOPDのチェックをしてみましょう。
  • 40歳以上でタバコを吸っている。または吸っていた。
  • せき、たんがしつこく続くことがある。
  • 階段を上るときなどに息苦しいことがある。

ひとつでも当てはまるようでしたら、一度、ご相談ください。

参考文献 社団法人 日本呼吸器学会:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療にためのガイドライン第3版

がもうしばらくして発売される見通しとなっており(平成23年12月現在)、今後こういったがん腫に応じた個別化医療がますます増えて、治療効果の向上が期待されています。

呼吸器リハビリ

呼吸リハビリテーションとは、「呼吸器の病気によって生じた障害を持つ患者に対して、可能な限り機能を回復・維持させ、これにより患者自身が自立できることを継続的に支援していくための医療である」と定義されており、整形外科術後や脳卒中の後遺症などのリハビリテーションと同様に、肺機能に障害を持った方にも適切なリハビリテーションが必要であり、

  • 階段昇降時の息切れ、歩行や入浴、日常生活におけるちょっとした動作の中での息切れ
  • 長く続く咳や痰、粘っこくきれが悪い、出しにくい
  • 風邪にかかりやすく、入退院を繰り返す
  • 咳や息苦しさのために夜眠れない
  • 酸素吸入のために外出や趣味、散歩を制限してしまっている

以上のような症状を緩和し、日常生活を少しでも快適に送ってもらうことを目的としています。
呼吸リハビリテーションを受けられる患者さんは、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)を中心として、間質性肺炎、肺結核後遺症など様々です。またICUでの人工呼吸器や様々な機器につながれ、ベッド上に同じ姿勢で長期臥床を強いられている患者さんに対しても、呼吸器合併症の予防や人工呼吸器からの離脱援助、早期離床に向けたリハビリテーションも行なっています。

呼吸器内科医師のご紹介

山根 宏之
呼吸器内科部長

専門分野
所属学会
日本内科学会
日本呼吸器学会
日本呼吸器内視鏡学会
日本肺癌学会
日本緩和医療学会
認定
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本医師会認定産業医
日本呼吸器学会専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
緩和ケア研修修了
身体障害者福祉法(大阪府)指定医

古川 貢
副部長

専門分野
呼吸器内科
所属学会
日本内科学会
日本呼吸器学会
日本臨床腫瘍学会
日本肺癌学会
日本癌学会
認定
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本呼吸器学会専門医・指導医
日本臨床腫瘍学会専門医
身体障害者福祉法(大阪府)指定医
緩和ケア研修修了

多河 広史
医長

専門分野
呼吸器内科
所属学会
日本内科学会
日本呼吸器学会
認定
日本内科学会認定医
緩和ケア研修修了
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